2.初めての受診

母に「生理は病気ではない」と言われたこともあり、友達にも生理痛の話はよく聞くので病院にかかろうと思ったことは無かった。

産婦人科って敷居が高い。
内科や眼科や皮膚科、耳鼻科、歯科に比べて行きづらい。

かかる前の産婦人科の待合室のイメージは、
床は滑りにくい素材。転ばないように、段差は無くしてある。壁紙は落ち着きのあるベージュ。椅子は上品なピンク。中央寄りには、少し誇らしげに、大きなお腹をした幸せそうな婦人が何人か座っている。壁際寄りには、辛そうに思いつめた表情の女性が所在無さ気に座っている。。

。。ってものだったんですが。少し誇張してますが。
実際そういう所もあるかもしれないんですけれども、私が行った所は近くの内科の医院とあまり変わらない感じでした。

違いは、待合室に居るのが女性ばかり、ってことだけ。たまに付き添いの夫さんや恋人らしい人、赤ちゃん、小さい子、そのお祖母ちゃん、かな。10代くらいの子がお母さんと一緒に、という組み合わせもありました。
女性は、見た感じの年代は十代から六十代くらいで、幅広い。
見るからに幸せそうとか、辛そうとかいうのはあまりありません。そりゃそうか。

受付で、「記入して持ってきてください」と渡される問診表。
内容は、月経周期や、最後に月経が来たのはいつなのか、年齢、持病の有無、飲んでいる薬やアレルギーはないか、受診した理由は何か、など。
パートナーが居るかとか、性交経験の有無の項目って必要なのかな?

診察室はほとんど内科と一緒。簡単なベッド、ドクターのデスク、患者用の回転式の椅子。ベッドの周りにカーテンがかかってて、そこがちょっと違うところかも。

気になる内診台。どんなのなんだろう。ちょっと怖いなぁ。
って不安がありましたが、感覚的には歯医者さんや美容院とあんまり変わりませんでした。
ただ、広さの都合なのか、内診台が薄い板を一枚隔てただけのところに2つあって、顔は見えないんだけどドクターと患者さんの話してることが筒抜け、でした。。。
自分のことでいっぱいいっぱいなので、内容は耳に入ってこないんですが。
もっとも、私が行ったところは、ということなので、配慮の行き届いている病院もあると思います。

生理が辛い、ということで受診した結果は、異常なし。
もし内膜症があったとしても、ごく軽いものでしょう、ということでした。

なんとなく恥ずかしくて、ピルくださいって言えずに帰ってきてしまったのでした。

それで、もう一度行くことにします。異常も無いって言われたことだし、今度はピルをもらってくる。ぞ。。。

追記:性交経験の有無は内診の時に考慮されるようです。


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